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男性と女性の尿漏れの違いと尿が漏れるメカニズムについて

現在、40歳代の男性と女性のおよそ13%近くの人が何らかの「尿の悩み」を抱えている事が調査結果から明らかになっています。
8人に1人、という高い割合で発生する男女の尿の悩みですが、その中でももっとも多いのが「尿漏れ」そして「軽い失禁」などの症状です。
尿漏れや失禁は男性の場合は主に40歳代後半から増加する傾向にあるのに対し、女性は早い人では20歳前後から始まる事もあるという違いがあります。

男性の尿漏れの原因は医学用語で「排尿後尿滴下」と呼ばれ、具体的な症状としては「おしっこをした後に尿を出し切る事が出来ずに尿漏れしてしまう」という症状が挙げられます。
この「排尿後尿滴下」は加齢とともに男性器の中を通っている尿道を締める筋肉の力が緩んでしまい、おしっこを排出する排尿の力が弱まる事で尿道にある尿をすべて排出出来ずに尿が残ってしまう為に発生する症状です。

また、男性の場合は60歳から70歳と高齢になってくると徐々に前立腺が肥大して膀胱の活動が必要以上に活発化してしまう「過活動膀胱」という現象も増加する為、おしっこをする回数が増える「頻尿」や、おしっこを突然したくなって我慢する事が出来ずに失禁してしまう「切迫性の尿失禁」などの症状に悩まされている人も少なくありません。
女性の場合は、男性と同様に40歳代後半から尿漏れや失禁の悩みが出てくる人が多いのですが、女性の尿漏れや失禁の症状は男性と異なり、早い人では10代後半といった20歳前後の年齢から発症する事もあるのが特徴です。

女性の尿漏れや軽い失禁の原因はさまざまですが、現在若い女性の間で増えているのが、内股になってぺたんと床に座る内股座りや普段の歩く姿勢が常に内向きになっている内股歩きが原因で起こる「骨盤のゆがみによる骨盤底筋の緩み」が引き起こす「腹圧性の尿失禁」です。
若い女性に多い腹圧性の尿失禁とは、簡単に言えば「骨盤底筋という尿道や肛門の周辺の筋肉を締める力が衰えてしまい、尿道をしっかりと締める事が出来なくなる為に引き起こされる尿失禁」の事です。

また、女性の尿漏れでは赤ちゃんを産んだ後の経産婦のお母さんとなった女性が軽い尿漏れや尿失禁を起こすケースも多く、赤ちゃんを産んだ事でホルモンバランスが崩れてしまい膀胱が正常に活動出来なくなってしまった事で尿失禁や尿漏れをしてしまうケースもあります。
女性のホルモンバランスの乱れによる尿失禁や尿漏れは40歳代以降の更年期の女性にも多く見られる現象の一つであり、男性と異なり女性には数多くの尿失禁や尿漏れを引き起こす原因がある事が判明しています。